混沌とする地元メタ

都合日曜日の大会レポまで更新しないつもりでしたが、幾らかでもこのような過疎ブログを見に来てくれている方々がいらっしゃるご様子。
というわけで、レポートを楽しむ為の予備知識その１「管理人の地元メタ」について書こうと思います。
（そもそも、どうでも良さそうな情報デスガｗ）

私がデュエルを楽しむ地元のハローマックさんでは、主に小中学生が中心に遊びに集まる所。
ゆえに特殊なメタ環境（ある意味で普通な）が広がっています。
というのも一般的なカードショップに集まるプレイヤーが持つような、いわゆる「ガチデッキ」と呼ばれる物をぶん回すプレイヤーはごく少数に限られており、どちらかといえば俗に言う「初心者デッキ」での参加者が中心です。
そうなると「ガチデッキ」を作って回すことの出来る管理人や中学生以上のプレイヤー達が一見優位そうに思えますが、実はそうでも無いのです。

何故かというと、その理由は大会のルールにあります。
トーナメント制　シングルマッチ！！！
（念のため、別にお店のルールに文句をつけている訳ではありません。）

この完全に本番一発勝負なシステムのために、あるデッキタイプが超有利となります。
そう、「速攻系」です。


「第一メタ　赤単速攻、進化速攻系」
ジャンケンに勝ち手札が良ければ、後は相手のデッキ次第。
ＳＴを踏まなければ大体押し切れてしまう圧倒的スピード。簡単に勝てるという事からか、例に漏れずここでも人気のデッキタイプです。
特に赤単は完成度云々は抜きにしても基本的にクロックが早く、扱いも簡単。
出して殴る、ただそれだけですからね（＾＾；

白系のブロッカーデッキなども居ますが、子供達のデッキ構築は自由奔放かつ斬新。
ブロッカー対策に「ストームジャベリンワイバーン」が入っていたり、ヒューマノイドに偏らせて「機神装甲ヴァルボーグ」型というのも存在しますね。
最近ではティラノドレイク型も増えたように感じます。

ある程度分かっている子になってくると、赤単に拘らずに赤青や赤黒などにして速度と柔軟性を両立していたりと侮れません。
毎回必ず数人がこのデッキで参加しているため、最重要警戒デッキと言えるでしょう。

また、数こそ少ないものの青系の進化速攻も要注意です。
赤系と違って手札補充による継続した攻撃とバウンスの組み合わせは脅威ですし、何よりも「パシフィックチャンピオン」が止まりません（＾＿＾；
ブロッカー系にも相性がよく、構造的に赤単に強いのもポイントでしょうね。

「第二メタ　ドラゴン系」
管理人も大好きなドラゴン。当然子供達の間でも大人気です。
特に最近は「エッジオブドラゴンデッキ」の発売もあって、「超竜バジュラズ・テラ」が猛威を振るっている様子。
ドラゴン以外のマナが突然蒸発するのは明らかに強力です。

最新弾の「インフィニティ・ドラゴン」「フレイミング・ジェット・ドラゴン」に過去の強力カード「超竜バジュラ」等を組み合わせたりしていて、ぶん回ると手が付けられない凶悪さ。
どうしても速攻に弱いですが、トリガーや白と組み合わせたりして皆上手くデッキを作っているようです。

「第三メタ　青緑（赤、黒）ブースト系」
そして意外にも一般的に最も最多メタのはずのこの系統は、実は少数派。
主に中学生以上のプレイヤーが好んで使っているようですね。

ブーストと一口にいっても様々で、ミルメル型だったり、進化を利用していたり、普通にブーストしたり…
大体が防御をトリガーに頼る構成のため、速攻系には分が悪いですが回った時の力はやはり本物。
ＤＲに限ってですが、管理人も良く使います。

「第四メタ　ランデス」
巷でも被害が拡大しているランデスデッキ。「焦土と開拓の転変」等から、「緑神龍ミルドガルムス」、「緑神龍ザールベルグ」に繋げるタイプが最もポピュラーでしょうか。
これも強力ながらメタ的にはかなり不利な為、使用者はほとんど居ません。
管理人くら（ｒｙ


この他にも除去やマリエルロックなどもありますが、地元のメタは主に上記の４つに集約されているといった具合です。
管理人は大会では速攻デッキを滅多に使わない為、最近では主に食い物にされてる側にｗ
それだけ子供達もレベルアップしてきているという事でしょう。

次回の更新は今週末のＤＲのレポートになる予定。
この記事を読んでから見ていただければ、大会の雰囲気も伝わりやすいかなと思います（＾＾

さあ、何で出ましょうかね～