いよいよ発売された23弾。
正直22弾が強烈なインパクトのあるカードの集まりであったのに対し、今回は派手というより玄人好みの渋い仕事をするカードが多いように感じます。
既に各所で注目カードとして挙げられている、
「光波の守護者テルス・ルース」
「厄介人形ヤップップ」
「埋め立てロボ・コンクリオン」
に関しては、後ほど触れたいと思います。
当サイトではまず、確実にテコ入れされたであろう「ティラノ・ドレイク」「グレート・メカオー」の2種族を中心に触れていこうと思います。
で、今回はドレイク編。
23弾のティラノ・ドレイク(以下ドレイク)は全部で10枚。
(リューガライザー、クーロンはドラゴンでもある為、別の機会に。)
その中から、これはと思ったものをピックアップしてみたいと思います。
「ボーンブレイド・ドラグーン」
闇文明 ティラノ・ドレイク 5マナ P3000 アンコモン
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト3以下のブレイブ・スピリットを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
リストで見た時から私が最も注目したドレイク。
実際に使用してみて、その性能が確かなことを実感しました。
最大の特徴は、召喚時にタダでコスト3以下の「プレイブ・スピリット」をリアニメイトできる所。
コスト3以下のブレイブ・スピリットには、
「追撃のライゼン」
「疾風のスウザ」
「竜音のキラ」
「撃輪のローズ・メイゼン」
「爆炎のゴーバダウン」
「抹殺のサグ・パニール」
の6枚。
ライゼン、ゴーバダウン以外は、ドレイク達に追加能力を与えたり、コストを下げるサポートをしてくれます。
特にスウザとキラはドレイクデッキでは良く使われるカードですね。
しかし共通の弱点として全体的にパワーが低く、またその能力から除去の格好の標的にされてしまいます。
ボーンブレイドはこれらのスピリット達を手札ではなく直接場に復活させ、自身がドレイクである為にそのサポートを直に受けることが出来ます。
スウザを復活させて「スピードアタッカー」化してみたりと、なかなか良い仕事をするカードです。
またこのカードの存在により序盤からスピリット達でシールドを攻撃したり、やむなく相手クリーチャーと相打ちを取らなくてはならない場面などでも、積極的に攻撃に行けるという副次的な効果も生まれます。
5マナと多少重いですが、ドレイクデッキではアドバンテージを稼げる数少ないカードですね。
「デスハンター・ドラグーン」
闇文明 ティラノ・ドレイク 3マナ P1000 コモン
■バイオ・T-自分のティラノ・ドレイクが攻撃してバトルが始まった時、このカードを自分の手札から捨ててもよい。
そうした場合、そのターンの終わりまで、攻撃している自分のクリーチャーは「スレイヤー」を得る。
(「スレイヤー」を得たクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
待望の軽量ドレイク。バリエーションが増えるのは喜ばしいことです。
新能力バイオ・タックルにより、攻撃中のドレイクが突然スレイヤー化します。
手札アドでは損をしますが、ありえない場面でスレイヤーになることで相手の計算を狂わせ、サイズが上のカードを討ち取ったり、厄介なブロッカーと相打ちを取ったり出来るのが大きな魅力でしょう。
軽いので進化の種にもなりますし、能力で捨てても「竜脈のダンジェン」で再利用できるので無駄になりにくいのもポイント。
ビートダウン型、コントロール型どちらにでもマッチすると思います。
「エクスプレス・ドラグーン」
火文明 ティラノ・ドレイク 4マナ P3000 コモン
■S・トリガー
ドレイクのデザインルールに含まれている「ビートダウンへのカウンターアタック」戦略を促進するカード。
トリガーの付いたドレイクはこれで4枚目。
その4種をフル搭載すれば、デッキの半分をトリガードレイクにすることも可能です。
速攻系を相手にする場合、シールドを殴られただけで勝手にこちらの場が増えるトリガークリーチャーは心強い味方です。
その特性を活かし、「炎彗星アステロイド・ガウス」と組み合わせたり、相性のよい「激竜凰ドランベルグ」などを進化させるのも良いでしょう。
手札から出せるギリギリの4マナであるところもポイントです。
あと、「爆竜凰ドラギリアス」でギリギリWブレイカーになったりします。(個人的にとても重要w)
「闘竜凰ドラグフォース」
火文明 ティラノ・ドレイク 5マナ P9000 レア
■進化-自分のティラノ・ドレイク1体の上に置く
■バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて、「スピード・アタッカー」を得る
■自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーをすべて、自分の手札に戻す
■W・ブレイカー
最後はこのカード。
自軍全体を「襲撃者エグゼ・ドライブ」化させる進化クリーチャー。
能力を得るのはドレイク限定ではない為、どちらかと言えば他の強力な187能力を持つカードとのコンボに使われることが多いでしょう。
見境無く全部手札に戻ってしまうので後続のアタッカーが展開出来なくなるだけでなく、防御がガラ空きになるのには注意です。
自身がパワー9000もあるので、殴り返したりそのまま決めに行けるサイズではあります。
誰かさんは「冥府の覇者ガジラビュート」とコンボさせるとかしないとか…w
さて、以上4枚に触れましたがどれもなかなかの仕事人。
新しいデッキタイプを作り上げるほど出ないにせよ、今までのドレイクデッキを強化できるカード達であるとは思います。
サンプルデッキも載せようかと考えましたが、要望があればという事で。
無いですね、ハイw
次回以降は「メカオー編」、「ドラゴン・その他編」と続く予定。
まだまだ盛り上がっていくぜ!w
最近は隠居気味(^^;
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